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ソーラーパネル増設
Panel expansion

過積載について

太陽光発電の設備認定における「発電出力」とは、太陽光パネルの合計出力とパワコンの定格出力のいずれか低い方が登録されます。

この「発電出力」を変更する場合は、変更認定をおこなう必要があり、買取価格は変更した年度の価格へ変更されることになります。

例)
パネル:50kW / パワコン:49.5kW / FIT:36円
パネル:75kW / パワコン:80kW へパネル、パワコンのいずれも増設した場合 ⇒ FIT:24円(2016年度)

ただ、パワコンの増設はおこなわず、パネルの増設のみをおこなった下記ケースでは
パネル:75kW / パワコン:49.5kW パネルのみ増設した場合 ⇒ FIT:36円
と、固定価格は変更されません。

パネル増設による「過積載」のメリット

では、パネルのみを増設(過積載)することによって、どんなメリットがあるのでしょうか?

経済産業省 資源エネルギー庁の資料を見てみましょう。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「調達価格等算定委員会(第17回)‐配布資料

増設の規模に拠っては上記のように、ピークカットでのロス分よりも、その他の時間帯での発電量の増加率が大きいため設備利用率が改善します。

  • 40円、36円、32円案件の買取価格を維持したまま、安価になったパネルを増設
  • 発電量が増加することにより設備利用率が引き上がる↑
  • 投資効果の増大↑

特に日射量が少ない場所に設置した場合、日中でもパワーコンディショナーのピークカット(パワコンの限界値)に達していない場合があり、その場合はパネルの増設分がほぼ発電量に上乗せされるケースもあります。

実際のパネル増設した場合のシミュレーションは?

「経済産業省 資源エネルギー庁」の資料内<過積載設備と非過積載設備の比較>では、36円太陽光発電所のパネルを50kW⇒75kWに増設したケースが記載されています。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「改正FIT法施行に向けて
  非過積載 過積載 増加数 向上率
パネル 50kW 75kW 25kW 50%増
発電量 58,692kWh/年 89,352kWh/年 30,660kWh/年 52%増
売電収入 2,112,912円/年

3,216,672円/年

1,103,760円/年 52%増
設備利用率 13.4% 20.4%   7%増

このように、パネル増設分がほぼ発電量に反映し、売電収入もそれに比例して増加しています。

また、仮に増加分の3割をピークカットでロスしたと考えても、21,462kWhの発電量増加、927,158円の売電収入増加になります。

増設にかかる費用

発電所の設置場所や条件は一つ一つ異なるため、下記は一例ですがこの様な費用が必要です。

部材代 太陽光パネル
架台
延長ケーブル
工事費用 パネル設置工事
配線工事
その他 引込線の張替え
ブレーカーの交換費用
足場代
荷場代
部材送料
人件費

また、下記経済産業省の資料から、2017年度における1kWあたりのシステム費用(太陽光パネル、パワコン、架台、工事費を含む)を20万円とすると、25kWの増設でおよそ500万円となります。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「最近の再生可能エネルギー市場の動向について

このことから、上記のシミュレーション通りの発電増加で増設費用は7年で回収、発電量の3割がピークカットされるとしても8年程度で回収ができることになり、その後は増設分が残存買取期間上乗せされることになります。

パネル増設で注意したい点

  • 設備認定の軽微変更申請または変更認定申請が必要
  • すでに設置しているパネルと全く同じパネル型式で増設→軽微変更申請
    設置しているパネルと異なるパネル型式で増設→変更認定申請

  • 売電期間は「既設の太陽光パネルで売電開始した日から」計算
  • 売電単価に変更がない増設の場合、売電期間は「既設の太陽光パネルで売電開始した日から」10年間(10kW未満)または20年間(10kW以上)です。
    増設しても売電期間は延長されないことに注意して下さい。残りの売電期間を考えると、できるだけ早く増設したほうがお得です。

  • パワコンのメーカー保証対象を確認する
  • 電流値または電圧値がパワコンの許容範囲を超えると、メーカー保証対象外となります。 他にも保証対象外条件を確認しておく必要があります。

ソーラーパネル増設

Panel expansion
ソーラーパネル増設

売電収入50%以上のアップを見込める、パネル増設による「過積載」。 ピークカットのロス分より、その他の時間帯での発電量増加率が大きいため設備利用率が改善します。

ソーラーメンテンナンス

Solar Maintenance
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太陽光発電は、基本的にメンテナンスが不要という概念が一般的でした。 しかし最近では、多くの専門家がメンテナンスの重要性を訴えています。

ソーラー設計施工

Solar Design Construction
ソーラー設計施工

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